ojifu Art works

2021/06/13 12:35

今日からブロックペインティングがスタートします。


 このブロックペインティングは、これから絵を描いてみたい方や、描いてはいるが、なんだかなあ、と感じている方へ、少しでもお役にた

つことを願いスタートするのですが、指導、教え、伝授といった堅苦しくおこがましい類いのものではないので、お気軽にご覧いただけた

ら幸いです。

それでは今回のモチーフは、湘南 七里ヶ浜

  

キャンバスはM4号サイズですね。横長ですが、空を広くとりたくなかったので、このサイズにしました。約33×20、比較的に大きなサイ

ズではないので楽かと思います。

   

下地塗りですが、今回はジェッソのバーントアンバー、レッドオーカー、ホワイトがたまたまあったので3種類を適当に混ぜて🙂水を

少々加えて3度塗りしました。が、光の加減もあるのですが、よく見るとムラムラですねえ、勘弁😃

下地塗りは、する人しない人様々で、白いキャンバスや板に直接塗ることもありますので本人次第ですね、それでも下地塗りしたほうが絵

具の定着、発色、吸い込みなどが良いように感じますね、それと、色はなんでも構いませんが、茶系は色の邪魔をせず、塗りむらや地の色

が透けていても気にならないように思います。しかし、僕のように心が汚れていない純粋な方は、ホワイトでスッキリ始めた方が無難です

ね。

それでは、下描きをはじめますね。 
 
 

あらららら、なんだか子供のお絵かきのようになってしまいましたが、まあ、僕の場合、細かな作業が多い構図以外、今回のように空、

山、海のような単純な構図の下描きはこんなもんです😃下描きは構図を掴んでいれば点でも線でも位置取りと考えれば良いと思います。

そうは言ってもこの段階はだいじな設計図作りでもあるので、全体のイメージをしっかりと確認したい場合にはきちんと描き込んでくださ

い。設計図が自分のイメージどうりに出来上がれば、あとは色を付けるだけ、迷わずにフィニッシュを迎えてください。


ここで、絵画をなるべくスムーズに進めるにはどうしたらよいか? 

以前、何度か耳にしたことですが、下描き段階で何度も何度も描き直し、納得のいかないまま、色を付けながら直していけばいいや、と進

めてみたものの、今度は塗り直し地獄におちいり、そのうちに分からなくなり、とうとう途中まで描いていた絵画を投げ出してしまった。

描きなれている方やプロの方などは、常に苦悩や苦痛はつきものでしょうが、それを払拭して描き続けるスキルを持ち合わせているもので

す。しかし、趣味範囲の方々は悩んだ末に、途中で投げ出してしまう、これでは純粋に絵を楽しむどころか、苦痛なだけですね。では、ど

うすればいいか。

このような方々(僕も含めて😊)共通している点は、キャンバスや画用紙等に向き合うまで(下描き前)の事前準備がしっかりできてい

ない方が多いようです。事前準備にすべきこととは構図を構成するためのイメージ作りです。イメージのぐらつきが迷いを誘い絵画製作の

妨げになることを思えば、事前準備は重要視したほうがよさそうですね。

それと、風景画は構図全体のバランスと位置取りがしっかりしていれば、そこそこ良くみえますが、どんなに絵具を綺麗に塗っていても構

図のバランスが悪いと見ていて疲れるものです。ですから、自分が仕上げたいモチーフの構図と色を脳に叩き込んで、自分のイメージどう

りの設計図ができあがることを願っています。何だか自分に言い聞かせているようで、恐縮です😃


ということで、今回はブロックペインティングがどういうものか分かりやすいように、白でブロック分けしました、数字は塗っていく順番

ですね。次回からこの順番で紹介していきますので、お楽しみに。それでは、今回はここまで。

最後までお付き合いしていただき感謝します thanks!

それじゃ、また、バイバイ👋

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