2021/06/16 10:40
こんにちは、ペインターojifuです。お元気でお過ごしですか🙂
今回はですねえ、1ブロック目の空と雲をご紹介しますね。
今日は順番通りに上の1ブロック目からスタートしますね。本来ならどこから描こうが人それぞれで、基本的には全体を下塗りして少しづ
つ色を重ねて塗り込んでいくのが一般的ですね。もちろんそれでよいのですが、絵画が出来上がる工程が見えやすいと勝手に思い選びまし
た。今回のブロックペインティングは簡単に説明すると一つの絵画を、ブロックごとに分け、一つのブロック内を一つの絵と考えて、だい
たい8割まで塗り込んで次に進み、最後に全体を見ながら仕上げるやり方ですね。具体的な説明は写真を見ながら追って解説しますね。
それでは、さっそく、ペインティング‼︎
まずは、雲から攻めますね。
一番明るい部分を形をとりながら、チタニウムホワイトで彩色。
次に雲の形をつくりながら陰影になる部分を塗ります。今回の雲は、ウルトラマリンブルー、バーントアンバー、クリムゾン、チタニウム
ホワイトを使用しました。
陰影の薄い濃いはこの種類を混ぜて色を調整します(色味は微妙に違うのですが、青、茶、赤、白と考えて下さい)
爽やかな陰影色にしたい場合、バーントアンバーは加えないほうが無難ですが、かげの色を少し重くしたい場合は加えて調整してくださ
い。それと、頭の隅に置いて欲しいのは、バーントアンバー以外の三色はブルーパープル系になりますが、ウルトラマリン、バーントアン
バー、ホワイトの三色はブルーグレー系になりますので、そのへんを頭の隅に置いて色の調整をすると楽しいかもしれませんね。
ここで雲は置いといて次は空を塗りますね。空はウルトラマリンブルー、コバルトブルー、フタログリーン、ホワイト、この四色を使いま
した。
中心はフタログリーン以外の三色ですが、色合いを見ながらちょこっと混ぜると落ち着くかもしれません。
空の色がなんとなく決まったら、次に地の色が残ってる塗りムラと明暗の境目を筆でぼかしますね。この時、筆先にホワイトや影になる色
をちょこっと付けてぼかすもよし、最初に塗っておいたホワイトを利用してぼかすもよし、理屈より個人の感覚なので楽しんで下さい。
なんとか空らしくなりました。塗っておいた白と陰影の色を利用して丸みをつけたり、散らしたりしながら雲を作っていきます。そのため
に始めに明るいホワイトを塗り、影の色をざっと塗っておいたわけです。こんな事がゆったりとできるのが油絵の良いところですね。
と、いうことで空は8割方出来上がりましたので、ブロックペインティング[1]はここまで。
次回は2ブロック目の丹沢、江ノ島を紹介しますのでお楽しみに。
本日も最後までお付き合いくださり感謝します thanks!
それじゃ、また、バイバイ👋
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